日本では一般的に使用されている連絡ツールのLINEですが、実は中国では使用できないことをご存知でしょうか?
LINE以外にもInstagramやX(旧:twitter)など使用できないアプリが多い中国ですが、どんな連絡手段があるのでしょうか?
中国で使える連絡手段ツールは?
中国で使える連絡手段ツールとしては、以下のようなものが挙げられます。
- ZOOM
- Skype
WeChatは中国のテンセント社が運営するアプリです。
日本ではあまり浸透していませんが、中国では「微信(ウェイシン)」とも呼ばれ、中国版のLINEのような位置づけで利用されています。
LINEを使用することができない中国では、WeChatを使用して連絡をするのが一般的です。
↓画像をクリックすると、WeChatのページに移動します↓
ZOOM
ZOOMは、アメリカのカリフォルニア州に本社を置くZoom Video Communications, Inc.が提供しているツールです。
日本でもビジネスシーンからオンライン飲み会など、幅広いシーンで使用されているので使ったことがある方も多いのではないでしょうか?
PCやスマートフォンなど、いろいろなデバイスで使用できるのも嬉しいポイントです。
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Skype
Skypeは、エストニアで開発されたサービスで、現在はマイクロソフト社が提供しているサービスです。
ビデオ通話ツールの先駆けとして人気が高く、今でも多くの方が使用しています。
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中国で使えないSNSやアプリは?
中国で使用することができないSNSやアプリとしては、以下のようなものが挙げられます。
- Line
- YouTube
- Gmail・Google mapなどのGoogle系アプリ
- その他Google系全て
先ほどご紹介したLINEを筆頭に、日本では当たり前のように使用しているSNSやツールが規制の対象になっています。
特に、X(旧twitter)やInstagramは連絡手段としても使用することが多いため、中国旅行などで使用したいと考えていた方は他の連絡手段を確保しておく必要がありますね!
テレビよりも見る時間が長くなってきているYouTubeに関しても、中国では視聴できないので覚えておきましょう。
中国ってVPN使わないとYouTube見れないって聞いたことあるけどそれが事実ならVPNをわざわざ使って日本をバカにするコメントを日本の動画に残していくの理解不能だなってTBSのつべちゃんねる見てると思う
— 鱗士 (@yoinokokeshi) February 12, 2025
日本にいる皆さん、想像できますか? 皆さんが毎日使っている「LINE」は中国では使えないんですよ。
— Erwin (@busyerwin) May 3, 2024
「Twitter」も「YouTube」も「Instagram」も「Facebook」も「Gmail」も使えないし、「Wikipedia」にもアクセスできません。
これが社会主義。将来中国に飲み込まれたら、日本もそうなります。
日本で使えるSNSやアプリが中国で使えない理由は?
では、なぜ中国ではこれらのアプリの使用が規制されているのでしょうか?
調査してみたところ、以下のような理由で規制されていることが分かりました。
グレートファイヤーウォールによって、外国からの情報をシャットアウトしているため
「Great Firewall(グレート・ファイヤーウォール)」とは、中国におけるネット検閲システムのことを指します。
中国全土を網羅するインターネット上の情報閲覧システムで、政府当局においてWebサイトやSNSなどが監視・ブロックされているので接続や閲覧が自由に行なえない状態となっています。
海外のアプリを制限することによって、国内のアプリ開発を守るという意味もあるようです。
国が本気でオンラインカジノを取り締まりたいのであれば、中国のグレートファイヤーウォールと同じように国外への通信に対して全てFWによるチェックを行うようにするしかない。
— せいうち (@nao_orz1) February 17, 2025
それでもやりたいユーザーはVPNとかを使用すると思うが、ほとんどのユーザーはこれ一つで辞めさせられると思うわ。
冗談抜きでSNS規制しようと思うと、中国の金盾みたいなやつを導入しない限り無理や
— 破綻国家研究所 (@InsHatanCountry) January 2, 2025
金盾すらVPN噛ませば突破できるから法規制は難しいやろうなぁ
中国でLINEを使うと捕まる?
使用が規制されているLINEは、中国で使ってしまうと違法になります。
先ほどもご紹介したように、中国政府がインターネットを厳しく規制しており、2014年7月1日からLINEの利用が規制されています。
中国本土では規制があるため、LINE、instagram、twitter、Google、Facebook、YouTubeなどなど、日本で日常的に親しんでいるSNSや検索サイトの多くが使えない。
— Time-Trip (@timetriper) December 1, 2024
デジタルデトックスのおかげで、なおさら隔絶感が増すよね。
中国でlineを使うには?
使用が規制されている中国でもLINEを使用するためには、VPNサービスを利用するという方法があります。
VPN(Virtual Private Network)とは、インターネットと端末を仮想的な専用線でつなぐ技術です。
日本語では「仮想専用線」とも呼ばれており、仮想専用ネットワークを介してインターネットに接続することで、オンライン上の位置情報を偽装することが出来ます。
中国では日本で普通に使っているいろんなSNS、ネット上のサービスが使えなくて不便です。XやYoutube、インスタグラム、LINE、GoogleやYahoo検索などです。これらのサービスを日本にいる時と同じように使えるようにするにはVPNというサービスが必要です。
— VPN LABO編集部 (@vpnlabo) January 24, 2025
北京着いても全然LINE入ってこなくてこれが中国の規制か〜!ってVPN接続してみたんだけど普通に誰からもLINE来てないだけだったの私可哀想すぎる
— きる (@swmwownw) April 21, 2024
中国ではVPN規制がある?
中国では、VPNの使用が規制されており、許可されていないVPNは違法となっています。
ただ、個人で使用している範囲で摘発されるようなケースはまずなく、一般的に使用されているものとも言えます。
VPNを使う国や地域によって、接続できないサーバー、プロトコルがあるので注意が必要です。特に中国ではVPNの規制を強化していて、その規制にかからない特定のVPNサービスしか使えません。
— VPN LABO編集部 (@vpnlabo) January 16, 2025
当サイトVPN LABOが調査対象にしているVPNは20以上ありますが、その中で中国で実際に使えるのは半分くらいです
中国でlineを使う場合の注意点
中国でLINEを使用する際の注意点として、「VPN接続が切れると使用できないこと」が挙げられます。
常にVPN接続を行う必要があるため、環境が整っていない場合はそもそもLINEを使用することができません。
中国、TwitterとLINEとgoogleがデフォルトで使えないのヤバい
— * (@Segtree) August 21, 2023
VPNアプリで使えるようにするまで目隠しされた気分だった
中国で使えないSNSやアプリの代わりになるものは?
LINEやX(旧:twitter)が中国で使用できないことは分かりましたが、代替アプリはあるのでしょうか?
調査してみたところ、以下のアプリで代替するのが一般的なことが分かりました!
中国でlineの代わりになるアプリ
中国でLINEに代わるアプリとしては、WeChatが一般的です。
中国では生活に欠かせないサービスで、中国版LINEとも呼ばれています。
メッセージのやりとりはもちろん、スタンプ、通話機能、電子マネー決済機能などがあり、LINEと同じ感覚で使用することができるはずです。
日本は中国の情報があまり入ってこない
— しもん@読書×投資×ショボい起業 (@shimon_so) July 13, 2024
でも中国のテクノロジーはマークしとかないと危険
となると中国人がよく使うアプリを入れて情報収集
中国人がよく使うやつ↓
WeChat(中国版Line)
Weibo(中国版Twitter)
Tiktok(ショート動画サイト)
YouKu(中国版YouTube)
Baidu(検索エンジン)
中国でX・Instagram・facebookの代わりになるSNS
X・Instagram・facebookに代わるアプリとして一般的なのは、Weiboというアプリです。
WeiboはXやfacebookのように情報発信することができるSNSで、ユーザー数も圧倒的に多いのが特徴です。
中国でgoogleの代わりに使える検索エンジン(日本語)
中国でGoogleに代わる検索エンジンとして一般的なのは、Baiduという検索エンジンです。
GoogleやYahooが規制されているので、使用する検索エンジンも中国製のものを選ぶしかありません。
ただ、検索自体は日本語でも可能なので、使用にそれほど困ることはないはずです!
中国アプリで危険なアプリ一覧
中国から発表されているアプリで危険とされているものは、以下のようなアプリです。
- 微博 (Weibo)
- 百度 (Baidu)
- テム(Temu)
先ほどご紹介したWeiboやBaiduも、過去に危険なのでは?と疑われているアプリであることが分かりました。
Weiboは約5億人の個人情報が流出、Baiduはユーザーが入力した情報が無断でBaidu社内のサーバーに送信されていたということが発覚しています。
日本製アプリではあまり聞かない事例ですが、中国アプリではこのようなことが度々起こっているようです。
また、格安ネット通販で有名になったTemuも、姉妹アプリの危険性が指摘されており、疑惑を持たれています。
中国で使えるVPNはある?
中国で使用できるVPNとして、おすすめのVPNサービスをご紹介します!
ExpressVPN
業界最速レベルの安定感と、高速通信が魅力のExpress VPNです。
接続不良が起こりにくく、YouTubeなどの動画視聴にもぴったりです。
Express VPNは中国の最新情勢に対応しており、日々変わる中国のネット規制の中でも安心して使用できるVPNサービスだと言えます。
30日間の返金保証もあるので、迷ったらまず試してみることをおすすめします!
↓画像をクリックすると、ExpressVPNのページに移動します↓
MillenVPN
Millen VPNは数少ない国産のVPNサービスです。
国産ならではの安定感と、月額396円〜から使用できるコスパの良さも魅力です。
Millen VPNを中国で使うには、「MillenVPN Native OpenConnect」を使用する必要がありますが、無料オプションなので追加料金なしで使用することができます。
こちらも、ExpressVPNと同じく30日間の返金保証が付いていますよ!
↓画像をクリックすると、Millenのページに移動します↓
「中国 連絡手段」を調べている人がよく思う質問
まとめ:中国に行く前に準備をしよう!
以上、中国で使用できる連絡手段ツールについての調査でした!
日本では一般的なLINEやXなど、さまざまなツールが規制されているというのは少し驚きますよね。
VPNを契約してそのままLINEなどを使用するか、代替アプリを使ってみるか、旅行前に決めておくと現地で戸惑わずに済むかもしれませんね!
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